善(よ)い友だちと交(まじ)われ。人里はなれ奥まった騒音の少ないところに坐臥(ざが)せよ。飲食に量を知る者であれ。(Sn338)
衣服と、施(ほどこ)された食物と、(病人のための)物品と坐臥の所、――これらのものに対して欲を起してはならない。再び世にもどってくるな。(Sn339)
(身は)不浄であると心に観じて、心をしずかに統一せよ。(Sn341)
無相のおもい<中村元 註。ものには定まったすがたがない、と思いなすこと。>を修せよ。心にひそむ傲慢(ごうまん)をすてよ。そうすれば汝は傲慢をほろぼして、心静まったものとして日を送るであろう(Sn342)